2015年7月11日放送 「遺言の話」
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「修一の週一安心相談」
この番組は、あなたの街の法律家、石井行政書士事務所の提供でお送りします。
こんにちは。
防災士で行政書士の石井修一です。
「修一の週一安心相談」は、安心・安全をテーマに、心と頭の問題の、「成年後見」、
子や孫に気持ちと財産をつなぐ、「相続・遺言」、
はたまた、直接的な命の問題、地震などの「防災・減災」について
一緒に考え、そして 「前向きに生きていきましょう。」
という、生活応援企画です。
今日のテーマは何ですか?
「遺言」を考えるです。
遺言ですか。
よろしくおねがいします。
はい、皆さん、イメージしながら聞いてくださいね。
人間だれしも、生まれたら、いつかは死にます。当たり前です。
若いころは死ぬなんて考えたこともありません。
また、考える必要もありませんでした。
でも、今は、そんな時代ではありません。
いつ、何が、あってもおかしくない、そんな時代です。
地震や火山の被害にあうこともあるでしょう?
事件に巻き込まれることもありますね。
そうですね。今後30年間でリスクに遭遇する確率をご紹介しましょう。
首都圏で震度6強以上の地震に遭遇する確率 70 %
東海地域で震度6強以上の地震に遭遇する確率 87 %
航空機事故に遭遇して死亡する 0.002%
交通事故に遭遇して死亡する 0.2 %
火災に遭遇して死亡する 0.24 %
ガンに罹患して死亡する 6.8 %
ちなみに30年以内に宝くじで100万円以上あたる確率 年4回,20枚づつ購入の場合 0.3%
となっています。
宝くじが0.3%で、首都の地震は70%ですか!
皆さん、頭の中では分かっています。
でも気持ちは分かっていません。
私は大丈夫と思うんです。
遺言と遺書の違いって考えたことありますか?
エッ、遺言と遺書の違いですか?
なんでしょう?
同じなんじゃないですか?
「遺言」と「遺書」が同じなら、わざわざ、言葉を変える必要はありません。
「 遺 書 」はドラマの「先立つ不孝をお許しください」、なんてセリフに代表されるように死ぬために書くイメージです。
「 遺 言 」は、私に万一のことがあっても、このようにしたい、してほしい、と希望を書く物なんです。
そして、何かあっても大丈夫、ちゃんとわかるようにしているもんねって、安心・安全に生きていくための方法の一つなんです。
なるほど、安心して生きるための方法なんですね。
そうです。
転ばぬ先の杖と言えます。
備え有れば憂いなし、って聞いたことありますよね。でも今は、備えた分だけ憂いなし、なんです。漠然とではなく、キチンと、このために何をするとイメージしておくことが大事なんです。
具体的には、どの様な方が遺言されるケースが多いんですか?
お子さんのいないご夫婦のかた、
特定の方に財産を多く残したい、
事業の承継、 寄付をしたい方等、 様々です。
あなたの思いは遺言により実現することができます。
遺言はどうやって書くんですか?
では来週は、遺言の方法についてお話しします。
知識と意識は大事です。
イメージして安心・安全に備えましょう。
ご質問・ご相談は石井行政書士事務所までお願いします。
石井先生、本日はありがとうございました。
修一の週一安心相談
この番組は、あなたの街の法律家 石井行政書士事務所の提供でお送りしました。
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