まちの法律家
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石井行政書士事務所
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防災コラム

番外編「引越しをしました」 

事務所と自宅の両方の引越しをしました。
事務所の引越しは割りとスムーズに進みました。
規模も小さいし段取りもきっちり取りました。ヤッパリ段取りが一番です。
それに比べて家の引越しは悪戦苦闘です。
何が一番の問題かといえば、要るもの要らないものの選別をするのに、なかなか物が捨てられないことです。一つ一つの物にバックグランドストーリーがあります。
これが厄介です。
結局、多くのものを持ち込むことになりました。中には会社に勤め始めた頃に使っていたアイテムもあります。これなんか懐かしくて、他人がみればゴミですが、私のお宝です。こうして思い出だけで物が増えていきます。
また、20年前にダンボール詰めした本も出てきました。
本も捨てられないものの一つです。情報としての価値はなくなりますが、哲学的価値は変わりません。本の題名を見ていると、私の思考は20年前と殆ど変わっていないようです。進歩がないということでしょうか?それとも深く掘り下げていると思うべきなのでしょうか?ま、それにしてもあまり人間として成長していないようです。
一番変わったところは相手も気持ち・立場を理解するように心掛ける様になったことです。きれいな表現ですが、実際には自分の身を守る術を一つに入れたということです。
20年の時間がいろいろな経験をさせてくれました。先読みもできるようになりました。早合点と五十歩百歩ですが、私の大事な宝物です。

引越しをすると思い出があふれます。次に新たな生活に期待を持ちます。不安も沢山ありますが、これまで生きてきたのだから、これからも何とかなるだろう、あれもしたいし・これもしたい!ケセラセラで希望に燃えています。
引越しをしたから、あらためてこう思う機会を持つことができました。引越しに感謝!

あらたまったところで、次に遺言を書こうと思います。
これまでのことを整理し、次にこうしたいと考える段取り・思考は遺言を書くための段取りと似ているような気がします。
いつの世も同じだと思いますが、明日何が起こるのか?もしかするととんでもないことが起こるかもしれません。そんな時にあたふたしたくはありません。遺言をきっちり書いておけば、気持ちもどっしり座って、いい考えが浮かぶと思います。
自分と家族を守ることにもなります。
引越しの話から遺言の話に飛んでしまいましたが、これを読まれたあなた!
そうだ!と思われたら、遺言を書くことをお勧めします。
何度でも書けるし、訂正も聞きます。今思う最善を形にしておきましょう!
あなたの愛する人のために!(^o^)


消火器 その2 (消火器の種類と性能、使い方のポイント) 

皆さんの近くにある消火器はどんな薬剤が入っているものでしょうか?
粉?水?泡?ガス?・・基本はこの4種類です。
それぞれ薬剤により適用が異なります。近くの消火器を手にしてジックリ説明書きを呼んでみましょう。そこには発見があります!

粉の消火器だと思ってレバーを握ったら、泡が出てきたなんてこともありますよ!

消火器の薬剤は消火器の外見を見るだけでも判別できます。
ホースの先を見てください。何のへんてつもなくホースの形状のままであれば、粉用です。
先端がふさがれているようになって穴が開いているものは水系です。
先端がプラスチックなどで細長く加工されていれば泡系です。

理屈は簡単、中の薬剤を効果的に噴出させるためにその形状になっているのです。
粉は出口が筒状に開いている・水は飛ばすために小さな穴・泡は発泡させるために筒先に空気を混ぜる工夫があります。

え!ガス系ですか?
ガス系はホーンがついています。それに色もグリーンを半分施しています。

使い方にも注意が必要です。甘く見ると2次災害にもなりかねません!
粉系は10型の場合3㌔の薬剤が噴射されますので、視界が悪くなります。ですから自分が避難する道筋を確認してから消火しましょう。逃げ遅れる原因を作ってしまいます。それと、粉はホースと体の間で舞いますから吸い込まないように注意しましょう。咽て苦しいです。(チョット甘い味がします)
水系は思ったはほど勢いよく飛びません。浸潤剤が入っていますので、後をきれいにしないとさびの原因になります。
泡系もさほど飛びません。泡による窒息と冷却が消火の理論ですから、燃えているものに狙いを定めてかけましょう。かなり近づかないと薬剤がかからないという印象です。

消火器だからと過信しないでください。
一本で消えなければ、二本・三本と使うことがコツです。
一人で何本も集める事は難しいですから、火事を見つけたら、大きな声で「火事だー」と叫ぶこと!助けを呼んで皆で協力しましょう。無理をし過ぎて怪我をしても誰も褒めてくれません。
わが身の安全を図ってください。・・一番重要な本当のコツはこの一点です。・・

消火器のポイント!(窒息消火) 

あなたは、消火器の使い方を知っていますか?
そんなこと、知ってるよ!
①ピンをはずして、②ホースをたてて、③レバーを握る・・これでバッチリ!

・・・????・・・???・・??・?
それからどうするの?
このままだと、再燃する危険性があります!
・・・
④水をかけるなどして冷却する!
ここまでやらないと心配です。

一般的に目にする消火器は粉末のABC消火器ですが、粉末の消火薬剤は燃えているのもにかけて、粉で覆って酸素を絶つ・・窒息消火をしています。もし、粉がはがれたら窒息効果はなくなりますので、熱があれば燃え出します。
消火器は効果が高く便利ですが、万能ではありません。
特徴をよく知って、効果的に使うことが後の事故を防ぐことにつながります。

消火器は誰でも目にする消火器具ですが、以外に知られていないことがらが多いと思います。
次回、消火器の種類と性能、使い方のポイントなどについてご説明します。

番外編「国勢調査の調査員を担当して思うこと」 

10月1日は国勢調査の日です。この日にあわせて、調査員の説明会、調査員としての準備作業、調査用紙の配布を行い、後に回収します。
調査員は自分の住んでいる地元を担当するわけです。勿論、私も住んでいるすぐ近くを担当しました。自分が思っていた以上にワンルームが多いことに驚きました。そして、住人の方になかなか会うことができません。皆さん、生活のパターンが様々ですから、仕方の無いことです。
でも、年配の一人暮らし方には、結構会うことができました。
そこで、ふと思ったのですが、年配の一人暮らしの人は今は働いて元気に暮らしているけれど、10年後、20年後は厳しいな~!・・少子化の文字が頭をよぎりました。
生まれた人間は必ず死にます。当たり前のことですが、厳しい現実です。
親の祝福を受け生まれてきた人が、死ぬ時には誰にも見取られないまま逝くことになります。凄く悲しい現実です。
少子化は子供が少ないという意味ですが、その結果は孤独な死を演出します。
最近の話ですが、実家に互助会に入りませんかと営業の方が見えました。父親は「そんな縁起の悪いものには入らない!俺の葬式は息子に任せるんだから、互助会の世話にはならない。」と答えていました。互助会の意味を理解していないな~と思う反面、任されてた!と納得しました。
「親死に、子死に、孫が死に・・順番が大切なんだ」ということを聞いたことがありますが、その順番さえ引き継げないのは、悲しいとか、哀れという以前に「危機」です!
私や貴方のの子孫は大変な時代を生きることになります。
落ちの無い話して申し訳ないのですが、少子化を肌で感じた調査員でした。

目から鱗の誘導灯! 

消防用設備の数ある中で、皆さんが一番目にしているのはおそらく誘導灯だと思います。何気なくほんわかと緑色の明かりがついています。
誘導灯はその名のとおり、誘導するための灯です。
どこに誘導しているのかといえば、勿論屋外にです。
通路にあり矢印で屋外へ続く扉に誘導する通路誘導灯、この外は屋外ですよと誘導する出入り口の誘導灯、映画館の客席など椅子の脇に小さな明かりが点灯していますが、これも誘導灯(客席誘導灯)です。
また、誘導灯には常時点灯しているタイプや感知器に連動して点灯する消灯型の誘導灯もあります。さらには、フラッシュライトが点滅したり、音声で知らせる誘導灯もあります。
建物が複雑化するにつれて、誘導灯に求められる機能も様変わりしてきました。誘導灯は進化しています。
ここからがポイントですが、誘導灯は進化していますが、貴方は誘導灯を認識していますか?地下鉄のプラットホーム、地下街、オフィス、いたるところに設置されていますが、有る事が認知されていないと、何の意味もありません。誘導灯があることを認知し、誘導灯の意味を理解することで、避難することができます。誘導灯に描かれている人の向きや矢印は避難方向を示しています。矢印どおりにいけば必ず屋外に出ることができます。
誘導灯も消防用設備の一つですから、年に2回の法定点検が必要です。
火災による停電時には誘導灯の明かりが明暗を分けます。バッテリーの交換も定期的に必要になります。防火管理者の皆さん、維持管理をよろしくお願いします。
万が一の時に、あなたに代わって誘導してくれるのですから・・。

次回は「消火器」についてです。

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